ゲストルームアルンのオーナーのMeiはタイ出身。この記事は、3年前の2019年4月に、Meiと家族による、6日間の魅力満載のタイ旅行のエピソードを再掲載しています。
ピーチアビエーションで飛ぶ那覇ーバンコク
利便性が飛躍的に向上した那覇空港ターミナル
今回の日本ータイ間の飛行機での移動は、沖縄那覇空港からバンコクスワンナプーム空港間を結んでいるピーチアビエーションのフライトを利用しました。現在の那覇空港ターミナルは、国内線と国際線が繋がり一つのフロアーとして利用できるようになりましたので、とても便利です。
沖縄でピーチを利用したことのある方ならわかると思いますが、これまでは制限区域内にある倉庫がLCCであるピーチ専用ターミナルだったため、国内線・国際線に限らず移動が不便な上、ターミナル内に時間を過ごす場所や休む場所が少なく、利用勝手はよくありませんでした。
それが、現在は国内線ターミナルの各フロアーと国際線が繋がり、コンビニやドラッグストア、土産品店などの新しい店舗も増設され、何よりチェックインから荷物預け入れ、搭乗までが同一フロアー内で行われるようになりましたので、ほとんどストレスなく旅行先に向かうことができるようになりました。
国際線のチェックインは出発2時間前からスタート
那覇空港内のピーチカウンターは国際線フロアーにあります。国内線も国際線も同じ場所でのチェックイン手続きとなります。ピーチは事前のWEBチェックインができませんので、出発当日に専用端末からのチェックインとなります。国際線の場合、出発時刻の2時間前から専用端末でのチェックインが可能となりますので、余裕を持ってチェックインするのをおすすめします。
バリューピーチの無料荷物預け入れは一人1個20kgまで
ピーチの料金体系は、荷物預け入れも座席指定もしないシンプルなタイプもありますが、家族での海外旅行の場合は、最低でも座席指定が可能で20キロまでの荷物預け入れがセットになっているバリューピーチをおすすめします。
ピーチの預入荷物は「ひとり一個まで」
ところで、ピーチの預け荷物に関するルールについて勘違いしていたことがあったので、参考にご紹介します。「1名あたり20kgまで無料」というルールを私は勝手に、家族3名だから、
トータルで60kgまで荷物を預けることができる、
という風に理解していました。が、実際はそうではなくて、
1人1個20kgまで
の誤りでした。
これは、タイから日本の戻る際に3名で4つの荷物(総合計が60kg以内)を預けようとしたら、4つ目の荷物は別料金がかかりますと言われ時にわかったことですが、いくら軽い荷物でも「ひとり1個」というルールがあるので、バリューピーチを3名で利用(購入)した場合は、あくまで荷物はひとり1個までなのです。
バンコクへ到着
スワンナプーム国際空港
那覇空港を出発したピーチアビエーションのバンコク行きは夜10時前に那覇を飛び立ち、日付が変わったばかりの午前1時前にスワンナプーム空港へ到着します。到着後に入国手続きを終えて荷物を受け取り到着ロビーに出て来る頃には時計は午前2時近くになっていました。
スワンナプーム空港は、著名なドイツ人建築家の設計によるものらしいですが、手狭になったドンムァン空港に代わる施設として造られたとのことです。バンコク市街までの距離はドンムァン空港が近いですが、総面積など規模はスワンナプーム空港が大きいです。
4F出発ロビー
空港は、外観だけでなく内部も相当広い。端から端までが長い造りになっていて、例えば4Fにある出発ロビーなどは国際線と国内線が同一フロアーに配置されています。目立つ場所に大きな案内掲示板があるので、自分が乗るフライトのチェックインカウンターがどこかをまず確認するといいと思います。チェックインカウンターはアルファベット順に一列に並んでいるのでわかりやすいです。



3Fレストラン&ショッピング街
4階の出発ロビーは大勢の人で混み合い、座る場所を見つけるのも大変な感じですが、階下にある3Fレストラン・ショッピングロビーは以外に空いていておすすめです。人が多いには違いありませんが、レストランで食事している人たちも多いので、公共スペースにあるイスは結構空いていましたし、イスの側に充電用のコンセントコーナーなどもところどころにありましのたで、覚えておくと便利に使えます。


国内線へ乗り継ぐために長時間空港内で時間つぶし
このまま宿泊先へ移動してチェックインできる場合は、タクシーを拾ってホテルへ向かえばいいですが、私たちはそこからさらに国内線の便へ乗り継ぐことにしていたので、荷物を預けることのできる90分前まで、長い長い時間スワンナプーム空港内で待っていなければなりませんでした。
これが結構きつかったです。
空港でのトランジットには重ね着の用意を!
同じような旅程の人が多いのかフロアーに置いてあるチェアーはすでに別の旅行者が使用してたりして空いているところが探すのに苦労したのと、空港内の冷房の効きが良すぎて寒かったです。似たような行動する場合はセーターとかの重ね着の準備をおすすめします。
イーサーン地方の主要都市ウドンターニー
バンコクには、「スワンナプーム空港」と「ドンムァン空港」の2つの大きな空港があります。両空港とも国際空港ですが、タイ国内路線で言えば、ドンムァン空港の方が路線数が多いと思います。今回の旅行では、タイ東北部にあるウドンターニーへ行くのが目的でしたが、スワンナプーム空港からウドンターニー空港までのフライトがある格安航空会社はThai Smile Air(タイ・スマイルエアー)でしたので、この飛行機を利用してウドンターニーへ行きました。1時間のフライトですが、機内では飲み物と軽食のサービスがありました。


ウドンターニー
ウドンターニー県の主要な都市であるウドンターニーは、バンコクから距離にして500キロ以上に離れていて、飛行機なら1時間、車なら10時間ほどかかります。ウドンターニー空港は国際空港です。
市の人口は約40万人ということですから、日本の中核市(人口20万人以上)かそれ以上の規模の都市です。ウドンターニー県自体は農業主体の地域ですが、ウドンターニー市の中心部は商業活動が盛んな地域です。
ウドンターニー旅の宿
今回の旅では、市の中心部にある市民憩いの場・ノーンプラジャック公園の近くにある知り合いの家に滞在しました。3階建賃貸住宅(貸し家)の2階の部屋を貸してもらって寝泊まりしましたが、歩いて数分の場所にノーンプラジャック公園があるので、朝夕とよく利用させてもらいました。


ノーンプラジャック公園
この公園は、文字通り市民憩いの公園で、朝から晩まで多くの市民が集う場所です。特に、公園内の大きな池の周りにあるバイク(自転車)コースとジョギングコースは大人気で、ほぼどの時間帯に訪ねてもエクササイズを楽しむ人の姿がありました。
また、この公園の池の一角にはマスコットとも言える大きなアヒルが浮かんでいて、2名のりの足こぎボートも大人気です。広場では、朝夕と軽快なテンポのタイミュージックがかかっていて、男性も女性も皆エアロビクス?のようなダンスを夢中になって踊っているのを見るのも楽しみの一つです。
道路沿いは屋台とタイマッサージ店が立ち並ぶ
タイへ行く楽しみはいろいろありますが、美味しい屋台料理に日本で考えられないほど安い値段で受けることのできる本格的タイマッサージですね。ある日の朝ごはんを公園脇の屋台で食べた時の4名分の値段が200タイバーツくらいでしたので、日本円なら700円ってとこです。ひとり200円以下ですよね!おかゆから卵焼きなどメニューも豊富だし、ドリンクで頼んだココアは思ったほど甘くないし、量がたっぷり入っていておすすめです。
屋台やマッサージ以外にも、公園脇の沿道には地元で取れた新鮮な野菜や果物、加工した食べ物などを売るマーケットが軒を並べます。どれもとっても安い値段で買うことができますし、見ているだけでも十分楽しめますよ!





UD Townの美味しいタイ料理店「Nua Ver」
ウドンターニー観光の別の名所が、ノーンプラジャック公園から1km以内の場所にあるUD Townという商業地区です。この一帯にはスーパーマーケットのほか屋台エリアやレストラン街、ショッピング街などが立ち並んでいて、とても1日で見て歩くことは無理です。数日間かけて見て歩くときっといろいろな楽しみ方があると思います。
今回は、このUD Townの中にあるNua Verというタイ料理レストランをご紹介します。一緒に行った地元の人に聞いたら、このお店は店内の雰囲気もよく料理の味も美味しいので地元の人に大人気とのことでした。私たちが食事した時も、確かに大勢の地元客っぽい人たちが食事を楽しんでいました。


車やバイクにはくれぐれもご注意を
ところで、タイの街中はバンコクだけでなく地方都市でも、車やバイクがひっきりなしに通っているので注意が必要です。あちらの方は慣れていると思いますが、日本の常識が通用しない部分もありますので、止まると思ったら止まらないなんてことも大いにありえます。道路を横断するときなどは完全に自己責任の世界なので、事故に逢わないようくれぐれもお気をつけください。
ふたたびバンコクへ、
今回の旅行では、日本からバンコクに到着してそのまま地方都市ウドンターニーへ行きました。ウドンターニーの旅の様子は先ほどもご紹介した通りです。ウドンターニーからバンコクへは、来た時同様国内線の飛行機を利用しました。車だと10時間かかる距離も飛行機なら1時間で行くことができます。便利ですね。
ウドンターニーからバンコクへはNok Airを利用
ノックエアーは、タイのLCC航空会社ですが、旅行サイト経由でも予約できますし、公式HPから直接も可能です。今回は、いろいろ見比べた結果直接予約をした方が若干安かったのでそうしました。この航空会社のフライトも事前のWebチェックインができるので、当日スムーズに行動するためにはそうすることをおすすめします。ロゴや機内のデザイン、CAさんの制服に至るまで、この会社のキーカラーはイエローです。
ドンムァン空港
バンコクーウドンターニーはスワンナプーム空港を利用しましたが、復路はドンムァン空港へ着陸しました。一旦入国しての国内移動なので、入国審査や税関などの手続きもなくスムーズです。ドンムァン空港はバンコク中心部にも近い上、タイ各地や近隣諸国へのフライトなどの便数も多いので、スワンナムープ空港よりは混雑しています。


センターポイントプラトゥーナムに滞在
バンコクの街並みはいつもと変わらず、大勢の車やバイク、そして多国籍な人々で活気にあふれていました。バンコクのこういった風景も見るもの楽しみのひとつです。今回のバンコクでの宿は、タイ有数のショッピング街であるプラトゥーナム地区にあるセンターポイントプラトゥーナムにしました。このホテルは交通の便もよく、近隣のショッピング街へ出かける際にも徒歩で行けるのでおすすめのホテルです。
活気あふれるバンコクの街


タイの魅力って何だろう
タイという国もそうですし、大都市バンコクも1度や2度の旅行で味わい尽くせるところではありません。エリアによって、また目的によってもいろいろな楽しみ方ができる、それがタイの魅力だと思います。
日本だと法律や人の目があったりしてできにくいことも、タイだとまだゆるい感じがして楽しめる。そういった部分もあるように思います。日本の常識に縛られた住処を出て、時折タイのような外国に身を置いてみると、人間の直感と本能に素直に生きるってことがこんなにも楽しいことなのかと、身にしみて感じる瞬間があります。
タイ料理にタイマッサージ、寺院や世界遺産など、タイの魅力は数多くありますが、 実のところ、私たちがタイという国に魅せられるのは、案外こういったことが理由なんじゃないかと思える、今回の旅もそういう旅でした。
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