石垣島ゲストルームアルンオフィシャルブログ

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石垣島の北部・平久保半島にある明石集落に行ってきました。

明石公民館の中庭に建つ「開拓之碑」

石垣島の北部に平久保(ひらくぼ)半島というとても風光明媚な場所があります。

 

石垣島の形はひしゃくに例えられることがありますが、そのひしゃくの柄に当たる部分が平久保半島です。

 

平久保半島には、南から順番に、伊原間(いばるま)、明石(あかし又はあかいし)、久宇良(くうら)、平久保(ひらくぼ)、平野(ひらの)という集落があります。

「移民の島」と呼ばれる石垣島には、戦後の琉球政府時代(1952年から復帰の年の1972年までの間の沖縄の統治機構のこと)に数多くの人々が沖縄本島などから計画移民として移り住みました。

 

そのような開拓移民の方々が土地を開墾し、村を創って住むようになったのが、これら現在の集落の原型と言えます。

 

明石集落は、平久保半島の東側の山裾から海岸線に沿って展開される一帯で、集落内には、セメント瓦葺の民家や屋敷林、海岸へ続く林などがあって、太平洋を望む長い海岸線に出ることができます。

 

明石公民館の中庭にある開拓の像に彫り込まれた文字には、「昭和30年4月12日入植」と書いてあります。

 

明石集落の入口にある道路

伊原間を抜けてさらに北上して車を走らせると、両サイドにヤシの木と、片側に整然と刈り込まれた植栽が並ぶ道路があります。明石集落に続く道です。この道をさらに進むと明石公民館、共同売店があり、その奥には集落の民家が立ち並んでいます。

 

明石集落の景観は、一面の芝生広場、さとうきび畑、集落内の屋敷林などが特徴ですが、いつ訪れてもきちんと管理、清掃がされていて、地域の人々の集落に対する愛着が伝わってきます。

 

集落から望む山並み

決して高い山々はありませんが、石垣島は山の島。明石集落からも地域のシンボルとも言える山並みを見ることができます。

 

今回は、残念ながら集落内の散策や海岸に出ることがなかったので、その辺りの写真は撮影できませんでした。今後行くことがあれば、その時はまたご紹介したいと思います。